どりママ blog

子どもとのお出かけ、自分の健康管理などの雑記ブログです。

命との出会い:娘が育てるヤゴの記録

娘が持ち帰ったヤゴに夢中!小さな命との出会いと成長記録

第1章:はじめに — ある日、ヤゴが家にやってきた

ある日の午後、娘が学校から帰宅すると、ランドセルとは別に、大事そうに持っていたのは500mlのペットボトル。中をよく見ると、小さな黒っぽい生き物が一匹、水の中をじっとしていました。

「これね、ヤゴだよ。ヤゴを育てるの!」

その日は、学校で「ヤゴ救出大作戦」という特別な活動がありました。持ち物に着替えや半袖、短パンの服、汚れてもいい靴、空の500mlペットボトルなどのお知らせがありました。プールの水を入れ替える前に、ヤゴを救い出そうという取り組みです。

教室でヤゴを飼育するためのペットボトルかと思っていたのですが、まさか持ち帰り用のペットボトルだったのです。

最初は少し驚きましたが、娘の目がキラキラと輝いていたので、私も一緒に育ててみようと決めました。こうして、我が家にヤゴがやってきたのです。


第2章:ヤゴってどんな生き物?

ヤゴ=トンボの幼虫

ヤゴとは、トンボの幼虫時代の姿です。トンボは「卵 → ヤゴ → トンボ」という成長過程を経ます。チョウのようにサナギを作らず、直接トンボに変身するのが特徴です。

この変身を「羽化(うか)」と呼びます。

水中で暮らすハンター

ヤゴは肉食性の生き物。小さな魚やオタマジャクシ、水中昆虫を捕まえて食べます。特徴的なのは“びょーん”と伸びる下あごで、これを使って獲物を一瞬でキャッチします。

どこにでもいるけれど、知られていない存在

学校のプールや田んぼ、小川などに生息していますが、水の中にいるため、普段あまり気にされていません。今回の出会いをきっかけに、自然への関心がぐっと高まりました。


第3章:飼育スタート — 毎日の赤虫と観察記録

餌は赤虫!?ヤゴの食事事情

釣具店で購入した赤虫を与えると、ヤゴは驚くほど俊敏に動いて食べます。ピンセットで1匹ずつ入れて観察するのが楽しい日課になりました。

水の管理も大事なお仕事

狭いペットボトルから100円ショップの透明ケースに引っ越し。水は塩素を抜いた水道水を使い、半分ずつ交換。人工水草や小石を入れて快適な住まいを整えました。

観察することで見えてきた“変化”

少しずつ成長し、背中に筋が見えたり、泳ぎ方が変わったりと日々の変化に気づくように。観察ノートを作って記録することで、娘の学びにもつながっています。


第4章:親の方が夢中!?ヤゴ観察が家族の楽しみに

娘以上にのめり込む毎日

ヤゴの成長に夢中になった私は、毎朝のチェックが習慣に。羽化のタイミングや飼育方法をネットや動画で調べ、「これはもはや趣味かも?」と思うほどに。

ヤゴが家族の共通話題に

食卓では「今日は何匹食べた?」「泳ぎ方が変わった?」と、ヤゴの話で大盛り上がり。夫も興味を持ち始め、まさに家族みんなの“ペット”に。

小さな命が教えてくれること

愛嬌のない見た目でも、毎日観察していると愛着が湧き、自然の力強さや命の不思議に気づかされます。娘だけでなく私自身も成長を感じる日々です。


第5章:いつトンボになる?命の変化を見守る日々

羽化のタイミングはいつ?

暖かくなる春〜初夏が羽化のシーズン。餌を食べなくなったり、水から出ようとする行動が見られたら要注意。私たちは毎日、微細な変化を観察しています。

上陸に備える「羽化ステージ」

割りばしや石を入れて、水面から出られる足場を準備。夜中に羽化することもあると聞き、朝のチェックが欠かせなくなりました。

羽化の瞬間を待ちわびて

背中が割れ、トンボの姿が現れる羽化の瞬間は、まさに自然の奇跡。いつ、どんなふうに変身するのか。期待と緊張、そしてちょっとした寂しさを抱えながら、私たちはその日を見守っています。


第6章:おわりに — 命との出会いが教えてくれたこと

「育てる」ことで気づいた命の重み

小さな水槽の中のヤゴに、私たち家族はたくさんの時間と気持ちを注いできました。それはただの“飼育”ではなく、“命と向き合う”体験だったと思います。

小さな学び、大きな成長

娘は観察する力や自然への関心を育み、私は親としてその成長をそっと見守ることができました。
ヤゴとの日々は、親子にとってかけがえのない学びと絆の時間でした。

トンボになる日を、静かに待ちながら

羽化の瞬間が訪れたら、きっと嬉しくて、ちょっぴり寂しい。でも、それは一つの旅の終わりであり、新しい命の始まり。

今日も水槽をのぞきながら、小さな命の旅立ちを心から応援しています。

虫かごに移したヤゴ